国際人権(自由権)規約委員会第4回日本政府報告書審査に対するNGOレポート
1998年10月28日・29日の両日、国際連合の欧州本部において、国際人権(自由権)規約委員会による第4回目の日本政府報告書審査が行われました。
国際人権規約は、国連の世界人権宣言の人権の内容をより具体化し、法的拘束力のあるものにしようと採択された人権条約で、自由権規約と社会権規約の2つに分かれています。自由権規約の40条では、締約国の政府は5年に1度、自国の人権状況に関する報告書をまとめ、これを自由権規約委員会(規約を実施するために設けられた機関)が審査することとされています。1998年は、第4回目となる日本政府報告書審査の年に当たります。審査にあたって規約委員会は、NGOの意見も参考にしています。
監獄人権センターは、1998年9月に以下のような報告書を規約委員会宛に提出しました。 尚、このNGOレポートは、自由権規約の該当する条文ごとに並べてあります。