NPO法人監獄人権センター

STATEMENT声明・意見書

刑事司法の現場から被収容者等に対する暴力を根絶し、受刑者の真の更生を目指した処遇の実現を求める声明

声明・意見書
  • 「受刑者が、単に刑務所に戻りたくないという思いから罪を犯すことを思いとどまるのではなく、人間としての誇りや自信を取り戻し、自発的、自律的に改善更生及び社会復帰の意欲を持つことが大切である」(行刑改革会議提言10頁)。
  • 「これまでの受刑者処遇において、受刑者を管理の対象としてのみとらえ、受刑者の人間性を軽視した処遇がなされてきたことがなかったかを常に省みながら、現在の受刑者処遇の在り方を根底から見直していくことが必要」(同上11頁)である。
  • 「行刑施設における刑務官と被収容者との関係は、ともすれば圧倒的な支配服従関係に陥りがちであるから、こうしたことを意識させ、相手の立場に立って考え、対話により相手を説得するなど冷静な対応ができるような能力を修得させる」(同上45頁)必要がある。 

全国的な暴力事案の調査・解明

医療へのアクセスの確保

視察委員会の権限の強化と国内人権機関の設置

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