NPO法人監獄人権センター

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監獄人権センター結成15周年企画 裁判官の知らない・裁判員に知ってほしい無期刑の実態 ~1711の絶望~

イベント情報

「1711」とは日本の無期懲役刑受刑者の人数です(2008年末現在)。無期刑は法律上10年間で仮釈放が認められる可能性があります。しかし、実際には1年間に数人の仮釈放しか認めらません。仮釈放になっても、それまでに30年前後服役していることがほとんどで、事実上終身刑化していると言わざるを得ない状況です。
日時:2010年4月24日14:00~17:00
会場:青山学院大学 青山キャンパス 4号館420教室
 

「1711」とは日本の無期懲役刑受刑者の人数です(2008年末現在)。無期刑は法律上10年間で仮釈放が認められる可能性があります。しかし、実際には1年間に数人の仮釈放しか認めらません。仮釈放になっても、それまでに30年前後服役していることがほとんどで、事実上終身刑化していると言わざるを得ない状況です。

無期刑の実態を知らずに、裁判員は刑罰を決められるのでしょうか。無期刑の刑罰としてのあり方が問われています。長年にわたり仮釈放の運用に関わってきた実務家は現在の状況をどのように感じているのか。約100年にわたり存続してきた監獄法が改正され「刑事被収容者処遇法」となりましたが、2011年には新法の見直しが予定されています。行刑制度の改革の中で無期刑の仮釈放という課題にどう取り組むべきなのか、仮釈放制度への提言を探ります。

参加費:500円
予約:不要
共催:監獄人権センター、青山学院大学人権研究会
報告:「刑事被収容者処遇法の全面的改正に向けて」 菊田幸一(監獄人権センター副代表)
パネルディスカッション:
古畑恒雄さん(元法務省保護局長、更生保護法人更新会理事長、弁護士、日本弁護士連合会 量刑制度に関する検討ワーキンググループ委員)
松本勝さん(「更生保護入門」著者、元保護観察官、現在NHK学園講師(更生保護制度))
コーディネーター:海渡雄一(監獄人権センター副代表)

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