取調べの可視化を求める市民集会 なぜ、無実の人が『自白』をしてしまうのか~取調べの全過程の録画が必要なワケ~
相次ぐ冤罪事件の無罪判決により、捜査機関の密室での無理な取調べが明らかになっています。取調べの可視化を導入すべきという声は高まっていますが、依然として、取調べの全過程の録画によって取調べの機能が低下し、供述を得にくくなるといった主張が捜査機関を中心に根強くあります。
また、「罪を犯していないのに自白するわけがない」という意見も、いまだによく聞かれます。
今回は、自白の心理を研究し、『証言の心理学』(中公新書)の著者である高木広太郎さん、布川事件の冤罪被害者であるの桜井昌司さんなどをお招きし、無実の人が自白する過程や背景を考えながら議論していきます。
ふるってご参加ください。
■日時: 12月7日(水) 19:00~20:30 (開場 18:30)
■会場: 弁護士会館2階講堂クレオ
東京都千代田区霞が関1-1-3
地下鉄丸の内/日比谷/千代田線「霞が関」駅 B1-b 徒歩1分
地下鉄有楽町線 「桜田門」駅(5番) 徒歩8分
■参加費:無料(事前申し込み不要)
□■□ プログラム ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(1) 基調講演「自白の心理学-なぜ無実の人が『自白』をしてしまうのか」
講師:高木光太郎さん(青山学院大学教授、法心理学)
(2) パネルディスカッション「取調べの可視化(全過程の録画)が必要なワケ」
パネリスト
高木光太郎さん
桜井昌司さん(布川事件 冤罪被害者)
青木和子さん(弁護士/布川事件弁護団/法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会委員)
小坂井 久さん(弁護士/法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会幹事)
コーディネーター
若林 秀樹 氏(アムネスティ・インターナショナル日本事務局長)
主催:取調べの可視化を求める市民団体連絡会
【呼びかけ団体】アムネスティ・インターナショナル日本/監獄人権センター
日本国民救援会/ヒューマンライツ・ナウ
【構成団体】国際人権活動日本委員会/社団法人自由人権協会/人権と報道・連絡会/菅家さんを支える会・栃木/富山(氷見)冤罪国賠を支える会/フォーラム平和・人権・環境/名張毒ぶどう酒事件全国ネットワーク/袴田巖さんの再審を求める会/袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会/布川事件・桜井さん、杉山さんを守る会/無実のゴビンダさんを支える会/無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会
共催:日本弁護士連合会
共催予定:東京弁護士会/第一東京弁護士会/第二東京弁護士会
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【お問合せ】
アムネスティ・インターナショナル日本 tel: 03-3518-6777
監獄人権センター tel: 03-5379-5055
日本国民救援会 tel: 03-5842-5842