NPO法人監獄人権センター

EVENTイベント情報

「取調べの可視化を求める市民集会「一部録画は『可視化』じゃない ~えん罪自白を“体感”する~」

イベント情報

日時:2012年11月7日(水) 18:45~20:45 (18:30開場)

会場:弁護士会館 2階講堂「クレオ」
    地下鉄丸ノ内/日比谷/千代田線「霞ヶ関」駅(B1-b)徒歩1分
    地下鉄有楽町線「桜田門」駅(5番)徒歩8分

参加費:無料(事前申込不要)

法務省の法制審議会では、取調べの録音・録画の制度化を含む刑事司法制度のあり方を議論しています。

弁護士会や市民団体は、不適切な取調べを防止し、えん罪を防ぐため、取調べの可視化、すなわち取調べの全過程の録画を求めていますが、捜査機関側 は、取調べの一部の録画で十分と主張しています。

この集会では、取調べの一部だけ録画することの問題について、社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」によるパフォーマンスを通じて、分かり やすく、楽しく“体感”していただき、あるべき制度を考えます。どうぞご参加ください。


【プログラム】
○報告 法制審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」の議論状況

○パフォーマンス
  出演 ザ・ニュースペーパー(山本天心/浜田太一/石坂タケシ)

○パネルディスカッション
   齊藤 潤一さん(東海テレビ報道部ディレクター)
   田口 真義さん(裁判員経験者)
   小坂井 久さん(弁護士、法制審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」幹事)

【お問合せ】
日本弁護士連合会法制部法制第二課 TEL:03-3580-9876

【主催】日本弁護士連合会/取調べの可視化を求める市民団体連絡会
【共催】東京弁護士会/第一東京弁護士会、第二東京弁護士会
     横浜弁護士会/千葉県弁護士会

○取調べの可視化を求める市民団体連絡会
2010年12月に「待ったなし!今こそ可視化の実現を~冤罪はこうして作られる~」(東京)を主催した、「取調べの可視化を求める市民集会実行 委員会」を母体として活動を開始した市民団体のネットワークです。

呼びかけ団体:アムネスティ・インターナショナル日本/監獄人権センター/日本国民救援会/ ヒューマンライツ・ナウ)

【パネリスト紹介】

齊藤潤一(さいとう・じゅんいち)
東海テレビ放送 ドキュメンタリーディレクター
報道部記者、県警キャップなどを経て、ニュースデスク。2005年より番組制作。
主なディレクター作品に「重い扉~名張毒ぶどう酒事件の45年~」、「黒と白~自白・名張ぶどう酒事件の闇~」、「光と影~光市母子殺害事件弁護 団の300日~」、「死刑弁護人」、「約束~名張毒ぶどう酒事件・死刑囚の生涯」など。

田口 真義(たぐち まさよし)
2010年9月に東京地裁で保護責任者遺棄致死他事件の裁判員を担当。
2012年8月には、全国各地での裁判員経験者同士の交流と地域社会への経験還元を目的とした裁判員経験者だけの団体「Lay Judge Community Club~裁判員経験者によるコミュニティ~」(略称LJCC)を旗揚げした。

小坂井 久(こさかい ひさし) 
弁護士(大阪弁護士会所属)法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会の幹事。
早くから「取調べの可視化」問題に取り組んでおり、「ミスター可視 化」と呼ばれる。

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