人権セミナー「国際人権基準から見た終身刑の課題:死刑の代替刑となり得るか?」
2020年12月12日(土)18時~20時
YouTube LIVEによるオンライン開催【逐次通訳あり】
※参加無料・申込不要でどなたでもご参加いただけます
※視聴URL https://youtu.be/aycS_fadSMI
講師:ダーク・シュミット氏(Penal Reform International代表、ノッティンガム大学名誉教授)、キャサリン・アップルトン氏(ノッティンガム大学社会科学学部上級研究員)
主催:NPO法人監獄人権センター
■ゲストへの質問を受付中です
下記の専用フォームより、日本語または英語でお寄せ下さい。
https://forms.gle/ZZnoo18LwPvHRKX7A
─いま世界で、終身刑受刑者の数が急増しています。
世界の終身刑受刑者は、2014年の調査で約47万9000人。これは、2000年に26万1000人だったことからみると、14年の間に84パーセントも、世界の終身刑受刑者が増加したことを意味します。
終身刑受刑者が急増する背景には、一体何があるのでしょうか?そして、服役期間の長期化が進む終身刑の状況に対し、国際社会は何を求めているのでしょうか?
監獄人権センターでは、世界の終身刑についての研究を続けている、Penal Reform International代表でノッティンガム大学名誉教授のダーク・シュミット氏とキャサリン・アップルトン氏をお招きし、世界的潮流となっている終身刑受刑者の増加について、また、世界各国で異なる終身刑の運用方法などについて、お話いただきます。
さらに、死刑制度を廃止する国が年々増える中、終身刑がその代替の刑罰になり得るのか、国際人権基準から検討し、皆さんと議論したいと思います。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。
■Penal Reform Internationalについて
ペナル・リフォーム・インターナショナル (PRI) は、世界における刑事司法上の課題に対して公平・効果的で均衡のとれた対応を発展・促進する独立した非政府組織です。PRIは2018年、国際的な終身刑の調査・研究を行い、政策提言「終身刑」を発表しました。監獄人権センターではその全文を日本語に翻訳し、ウェブで公開しました。
https://cdn.penalreform.org/wp-content/uploads/2018/04/Japanese_PRI_Life-Imprisonment-Briefing.pdf
■このイベントについて
*本イベントは、「YouTube LIVE」を使用し、オンラインで開催します。パソコン、スマートフォン、タブレットからご参加下さい。イベントの参加申し込みは不要です。
■イベントに関するお問合せ
お名前を明記のうえ、メールで監獄人権センター まで
メール:cpr@cpr.jca.apc.org
(cpr@cpr.jca.apc.org からのメールを受信できるよう、設定をご確認ください)
助成:ソーシャル・ジャスティス基金 (2019年度)