第二次名古屋刑務所事件を受けてと第三者委員会提言書に対する意見書
NPO法人監獄人権センター(代表:弁護士 海渡雄一)は2023年6月21日、「第二次名古屋刑務所事件を受けてと第三者委員会提言書に対する意見書」を発表しました。
本年6月21日、法務大臣が設置した「名古屋刑務所職員による暴行・不適正処遇事案に係る第三者委員会」が、再発防止策をまとめた提言書を公表しました。
提言書が、刑事施設における矯正処遇の中で、これまで指摘されながらも改善されてこなかった諸問題を解決するための第一歩となることを、私どもは期待しています。
さらに、約30年にわたって刑事施設の処遇改善・被拘禁者の人権問題に専門的に取り組んできた民間組織として、同提言書では改善策が示されなかった数々の点について、意見を述べさせていただきます。 当センターは引き続き、法務省と全国の刑務所、拘置所に対し、被拘禁者の人権が不当に侵害されない、適正な処遇環境の整備を講じるよう、求めてまいります。
第二次名古屋刑務所事件を受けてと第三者委員会提言書に対する意見書
https://prisonersrights.org/article/20230621-2/